バーチャルレストランとは?
飲食店の副業を実現!?既存店舗に導入する新しい飲食モデル

ゴーストレストランが広まる中、物件を取得するリスクを抑えた新しいデリバリー専門の飲食店の形として「バーチャルレストラン」という携帯ができました。
左の画像は10年ほどタイ料理を提供しているお店です。
実際にタイ料理のお店を営業しながら、ゴーストレストランのような形でUBEReats上で「タピオカ専門店」「サラダチキンの専門店」を開いています。
このお店のキャッシュポイントは4つあります。
・実店舗のタイ料理の売上
・UBERのタイ料理の売上
・UBERのタピオカの売上
・UBERのサラダチキンの売上
今までは実店舗のみの売上を得ていましたが、今ではデリバリーでの安定した収益を得ています。
バーチャルレストランとは、実店舗の営業をしながらもデリバリーサービス上でいくつかの店舗を構える飲食店業態です。
バーチャルレストラン開業に必要なものは?
開業前に必要なもの
バーチャルレストランを始めるために必要なものは、実店舗営業をしている店舗があることそれだけです。
UBEReatsの場合は飲食店営業許可書一枚でバーチャルレストランをネット上に開くことができます。
また、開業後は通常のデリバリーサービスの運営となんら代わりは必要はないので、特に新しいことは必要ありません。
ただ、メニュー数が増えるためオペレーションの改善や物の配置などを見直す必要が出てくることもあります。

バーチャルレストランの特徴
飲食店営業許可書一枚があればデリバリーサービスを開設できるという点で、現在料理をメインとする飲食店の他に、カラオケ店・BAR・漫画喫茶・雀荘・温泉施設・キャバクラなどでもゴーストレストランのような形でデリバリーサービスを導入しているお店が増えてきています。
例えば23区の漫画喫茶なのですが、こちらでは漫画喫茶を通常営業しながら、お店のキッチンで生タピオカの専門店をUBER上で開設しています。その他にも銀座の高級クラブですが、昼の使っていない時間は5ブランドくらいを展開するゴーストレストランのような形態をとっています。
これらからわかるのは、今まで出前とは無縁だった業種でも、出前による売上を得ることができるようになっています。
今後さらにこの傾向は増えていくでしょう。
バーチャルレストラン専門ブランド例
では漫画喫茶やカラオケ店などはどのような料理を提供しているのでしょうか。ここで多いいのがデリバリー用に構築された他の店のブランドを導入することです。本来する必要はないメニュー開発やブランド設計をシェアすることで、ブランド側は多方に出店することができ、店舗側はすぐに新しいブランドでバーチャル店を出店することができます。


バーチャルレストランのまとめ
コロナウイルス対策による緊急事態宣言によるデリバリー需要の高まりは、こういったゴーストレストランのような業態の追い風になっております。
ネーミングからよく「怪しい」「大丈夫なの?」等の印象を持たれやすい形態ですが、時代の波を捉えた素晴らしいビジネスモデルになります。近年TV等で注目も集めていて海外のように広く当たり前になっていくのではないかと思われます。
開業コストが低いのが何よりも魅力のこのモデル。プラットフォームへの依存性などデメリットもいくつかありますが、そのデメリットを補填したようなモデルである「バーチャルレストラン」という形態もあります。
いきなり高いコストを払って飲食店を開業するよりも、まずはゴーストレストラン形態で少額出店をしていくのが一番かもしれません。


