世界的に需要が高まっているデリバリー業界は今日のコロナ禍でさらに注目が集まっています。
業界No.1のUber Eats(ウーバーイーツ)以外にも様々な会社が全国に事業を展開するようになり、まさに「デリバリー戦国時代」と言えるでしょう。
そんな中今回は、様々なデリバリーの企業の中でも独自路線を築いており、SNSでも話題の「chompy(チョンピー)」についてご紹介していきます。
目次
1:chompyとは
2:chompyならではの特徴
3:若者に人気な理由
4:まとめ
1:chompyとは
chompyとは、株式会社SYN(シン)が2019年に立ち上げた、外資系デリバリーサービスが増加していく中では珍しい国内企業です。
「まいにちの暮らしを豊かにすることをミッションにつくった、フードデリバリーサービス」というコンセプトでデリバリー業界に参入してきました。
現状東京の一部のみで配送を行っていますが、設立当初は「渋谷から3.5km圏内」の範囲だったものが昨年9月には「4.5km圏内」まで拡大しました。
このように「地域特化型フードデリバリー 」の形をとっており、配送圏内では多くの人が利用しています。
配送手数料は現在300円で固定となっており、支払いはクレジットカードまたはデビットカードのみというのも特徴です。
2:chompyならではの特徴
chompyの特徴は大きく分けて3つです。
個人店が多い
chompyに出店している飲食店は、有名店やファストフード中心ではなく、こだわりのある個人店を中心に展開しています。
ありふれたメニューだけでなく珍しいメニューまで注文でき、「多様な美味しさ」を利用者に提供することができます。
作っている人の顔を確認できる
chompyの大きな特徴として、アプリ上のメニュー欄から作り手の顔を見ることができます。
利用者にとって、「どんな人が商品を作っているのか」がわかるのは安心ですよね。
ピークタイムのみの配送
10:00~24:00まで配送の対応をしていますが、ランチタイムとディナータイムに区切られている為、飲食店も配送者も効率よく利用することができます。
3:若者に人気な理由
chompyの操業時からのミッションは「飲食店をエンパワーメントする」というものです。
飲食店の売上向上とともにchompyも成長していくという、ともに高め合えるサービスを目指しています。
このように、お店と利用者との「接点」があることがchompyならではの魅力であり、SNS世代の若者の共感を生んでいます。
フードデリバリーでは、お店の顔などが見えないまま配送されることが主流でありますが、chompyではお店で料理をしている人の顔がアプリに掲載されるため、繋がりを感じることができるでしょう。
また、サービス展開自体においても加盟店・配達員とのつながりを大切にしていることも魅力です。
加盟店に関しては新規店舗獲得ではなく既存店舗としっかり向き合い、サポートしていくことを目指しています。
また配達員に関して、Slackのワークスペースを設けて配達員同士や運営が密のコミュニケーションを取れるような現代的な仕組みも取り入れています。
他にも、「オフィスランチ便」など、大人数で頼めば安くなるという仕組みを設けており、これによってグループで食を楽しむ楽しさとお得さを両立することがで切るという魅力があります。
4:まとめ
いかがでしたでしょうか。
Chompyは現在渋谷中心にしか対応していないことから、全国展開をしている他の企業と比べて劣っているのではと感じる人もいるかもしれませんが、地域に根差した「ローカル特化型プレイヤー」は世界市場のデリバリーサービス において主流です。
飲食店の「お客様への思い」と利用者の「安心感」の双方を同時に果たすことができるchompy。
今後も「つながり」を大事にして独自の価値を築き続けるのではないでしょうか。