
シェアキッチンの開業を考えている人必見!
シェアキッチンの開業方法や開業にかかる資金をご紹介します。シェアキッチンを利用して賢くゴーストレストランを開業させましょう!
目次:
1.シェアキッチンが注目を浴びる理由とは?
収束がみえない新型コロナウイルスの拡大は飲食業界に大きな影響を与えています。
緊急事態宣言により外出自粛が促される中、苦境に立たされている飲食店のニュースも目にとまることが多くなりましたね。
しかし、飲食業界でも成長を遂げている営業形態があります!
それが、実店舗を持たない“ゴーストレストラン”です。
ゴーストレストランでは“クラウドキッチン”や“シェアキッチン”を利用する店舗が多く人気を集め始めました。
開業にかかる初期費用が少なく、開業までにかかる時間が短時間で済むなど開業のメリットが多い理由から近年注目を浴びています。
2.シェアキッチンを開業するのにいくらかかるの?
シェアキッチンは大きく分けると2つの種類があります。
(1)コミュニティスペース(ランチ会、ホームパーティーなど)
(2)共同キッチン(デリバリーに特化したレストランの開業)
今までの定番は(1)のコミュニティスペースとしての利用でしたが、近年注目を浴びているのが(2)の共同キッチンとしての利用です。(1)では時間制での利用料がかかります。
では、(2)の場合はどうでしょう?
デリバリーに特化した“ゴーストレストラン”としてシェアキッチンを利用した場合、初期費用50~200万円、月額利用料1~10万円、手数料は毎月の売上の10%ほど支払うことが平均的です。
これらは運営しているサービスごとで変わってくるのであくまで目安としてお考え下さい。
一般的な飲食店の開業を考えた場合は、開業の初期費用がとして1000万円前後かかってくるので、シェアキッチンでは圧倒的に低価格で開業をすることが可能です。
3.シェアキッチンの開業方法
それでは開業方法についてお伝えしたいと思います!
飲食店を経営するときに必要な資格が“営業許可申請”と“食品衛生責任者”ですが、こちらの場合は飲食店営業・菓子製造の許可を取得しているため、すぐに開業することが可能です。
Step1店舗探し
まずは自分の希望にあったシェアキッチンを見つけましょう。近年シェアキッチンの人気も高まり、シェアキッチンを提供する業者が増加しました。価格やエリア、サポート体制など自分が経営をしていきやすい環境を検討してみてください。
Step2 申し込み・説明
各サイトから申し込みを行ってください。ここではまだ出店できるとは決まったわけではないです。
Step3 面談・見学
申し込みを終えたあとは各会社からシェアキッチンについて詳しい説明があります。また出店理由や提供する予定の料理などについて質問されます。ここでは実際に施設を見学することができるので調理から提供までの流れを想像することができます。
Step4 契約成立
双方の条件が合えば、契約成立です。
Step5 出店
契約が成立してからは最短3週間で開業することができます。
デリバリーのサービスが付いているシェアキッチンもありますが、デリバリープラットフォームへの登録が必要になることもあるので並行して準備しておくとよいでしょう。
4.ゴーストレストランを開業するならシェアキッチン!
シェアキッチンの利用について説明してきましたがいかがでしたでしょうか?
初期費用が少なく、開業まで時間がかからないゴーストレストランはこれからも成長を続けるでしょう。他の飲食店とのキッチンシェアからたくさんの情報・刺激を得て経営に活かすこともできます。シェアキッチンはたくさんの可能性を秘めていますね。
コロナの時代を乗り越える新しいビジネスモデルである“ゴーストレストラン”の開業は、メリットが盛り沢山のシェアキッチンを利用してみてはいかがですか?