
飲食店の開業に必要なことをおさらい!開業マニュアルを一緒に見直しましょう。
話題のゴーストレストランは開業にいったいいくらかかるのか、開業前に何をしておくと良いのか詳しく説明していきます。
目次:
1.飲食業界の現状
新型コロナウイルスの感染拡大により外食産業は大きなダメージを受けています。廃業に追い込まれたり人員削減を余儀なくされるお店も増えているのが現状です。
新型コロナウイルスの拡大とともにネガティブなイメージが強くなっている飲食店の経営ですがそのイメージとは逆に成長を遂げているものもあります。それが「フードデリバリー市場」です。
みなさんも聞いたことのある“Uber Eats”や“出前館”などが代表的なフードデリバリーサービスです。
日本のフードデリバリー市場は2015年から成長をはじめ、今もなお成長を続けています。
これからもこの市場は成長を続けていくだろうと言われており様々な可能性を秘めた市場です。
2.開業資金はいくら必要?
それでは開業にかかるのでしょうか。
一般的なレストランを開業しようと思ったとき、初期費用は平均で700万から1200万円かかると言われています。もちろん立地や規模感によってもその値段は左右されます。
内訳としては店舗家賃、保証金、内外装施工費、経営に必要な調理器具の調達費、イスやテーブルなどの什器費です。
飲食店用に店舗を借りようとすると、保証金は家賃の10ヶ月ほどかかります。そのことも頭に入れておきましょう。開業にあたりもう初期費用は準備万端という方は問題ないのですが、すぐに用意が難しい方もいると思います。
そういう方におすすめしたいのが”ゴーストレストラン”です。
ゴーストレストランと実店舗を持たず、デリバリーに特化した新しいビジネス形態で近年人気を集めています。
ゴーストレストランでは実店舗を持たいないので初期費用を大きくカットすることができ数十万円から開業が可能です。
また開業後も接客にかかる人件費がかからないことで経営コストも低く抑えることができます。
3. 飲食開業のマニュアル
飲食店開業には様々な準備が必要になります。
事前に準備をしておくことでスケジュール通りに開業を進めていきましょう。今回は上記でも説明した開業資金を低く抑えることのできる”ゴーストレストラン”の開業マニュアルをご紹介します。
===開業に必要なこと===
【資格・許可の取得】
飲食店を経営するには「食品衛生責任者」の資格が必須です。6時間ほどで誰でも取得が可能なので早めに資格をしゅとくしちゃいましょう。
「飲食店営業許可証」も場所によっては申請が必要です。利用するシェアキッチンによってはこの申請がもう済んでいるところもあります。
【調理場所】
ゴーストレストランは実店舗を持たいないので多くの経営者がクラウドキッチンやシェアキッチンを利用しています。初期費用が0円のところや経営サポートをしている業者もいるので立地などを含めてよく検討することが大切です。
【デリバリープラットフォームへの登録】
Uber Eatsなどのプラットフォームへ登録し、販売・配達するのが基本的な流れです。そのため、デリバリープラットフォームへの登録が必要になります。配達員の数や手数料などを比較して検討してみると良いでしょう。
【宣伝】
ゴーストレストランは店舗を持たないからこそ認知度を上げるのが難しいです。そのため、SNSやホームページを利用するなどしてユーザーへの認知度を上げることが大切です。
4. ゴーストレストラン始めてみよう!
飲食店開業に関して詳しく説明してきましたがいかがでしたでしょうか?ゴーストレストランは一般的な飲食店を開業するよりも低コスト・低リスクなのが大きなメリットです。
やはりコロナ禍での開業は不安、、、実店舗を持つ前に練習として開業してみたいと言う方におすすめのゴーストレストラン!
みなさんも一度ゴーストレストランを使っての開業を考えてみてはいかですか?