
フランチャイズとはフランチャイズ本部に加盟金やロイヤルティを支払い、ブランド名・商品・経営のノウハウなどを使用する権利をもらうことです。
独立開業してお店を開くより、はるかに低コスト・低リスクで自店が持てるということで注目を集めているフランチャイズオーナー。
フランチャイズで開業したい!という方へ気になる開業費用についてお伝えしていきます!
目次:
1. フランチャイズオーナーになるためには
①資金調達
フランチャイズ加盟には具体的に資金がどれくらい必要なのかはまた後程ご紹介しますが、フランチャイズの種類や店舗の各種条件によっても違うので、必要な資金を事前に準備しておきましょう。
また、お店が軌道に乗るまでの間にも支える資金が必要になるのでその分を計算して準備しておくと安心です。
②フランチャイズ本部を選ぶ
そのブランドの将来性・業種・ロイヤルティを調べ、自身との適合性を見ましょう。
フランチャイズは大きくわけて飲食業、小売業、サービス業に分けられるので、興味のある分野から調べていくとやりたい業種が見つかりやすいです。
③税務署への開業届け
税務署に開業届けを提出すると、事業を始めることができます。
また、従業員を雇用する場合も、異なる書類を提出しなければいけないので、営業を開始する前に提出しておきましょう。
④経営について勉強する
フランチャイズ本部は経営のノウハウを教えてくれるが、経営のサポートなどは行っていないため、日々の経理や確定申告はオーナー自身で行う必要があります。
本や勉強会などで経営について勉強を行う習慣をつけましょう。
フランチャイズオーナーになるために必要なステップを抑えたところで、実際にフランチャイズ開業のためには一体いくら資金が必要なのでしょうか。
2. フランチャイズ開業のためにはいくら資金が必要?
経済産業省が出している、「フランチャイズ・チェーン事業経理実態調査 報告書 平成20年3月」を元に、フランチャイズを開業するために必要な資金の平均を次にまとめました。
① 保証金:197万円
② 研修費:44万円
③設備資金1624万円
④開店時における商品仕入れサービス給与額:589蔓延
⑤そのほかの資金1,054万円
計3508万円
フランチャイズは本部のブランド力もあるので、銀行融資を借りやすいですが、それでもまだお店を開業した事の無い人にとっては上記の金額は高額ですよね。
しかしこれはあくまで平均ですので、ポイントを知っているとかなり安く開業できるフランチャイズもあります。
3. 初期費用を抑えられる業種の特徴
初期費用を抑えるための三つのポイントは「加盟金」「保証金」「店舗関連費」の3つです。
「加盟金」や「保証金」については、フランチャイズ本部によって変わってくるので、予算に合わせてフランチャイズ本部を選び、おおよその相場を知っておきましょう。
「店舗関連については、地方での開業や、すでに自身で物件を所有していたりすると費用を削減することができます。
さらに自己負担額もフランチャイズ本部によって違うので、比較・検討を繰り返すのがよいでしょう。
フランチャイズを開業するための方法や必要な費用についてお伝えしてきました。
この記事を読んで、フランチャイズ開業に向けて具体的なイメージの参考になればいいと思います。
4.あなたもフランチャイズオーナーになれる!
既存のブランド力や商品を使え、ノウハウなども教わりながら経営ができるフランチャイズは、これから自店を開業してみたいけれど、経験がないから不安だという方におすすめです。
フランチャイズ本部によってかかる費用や条件などは異なってくるので、様々な本部に話を聞きに行ったりして比べてみましょう。
よく使っているコンビニなど身近なものはフランチャイズで経営されています。
そう考えると敷居も低くなってくるのではないでしょうか!