東京23区のデリバリー事情~エリア~

フードデリバリーサービスが2020年以降急激に拡大していますよね。

様々なサービスが相次いでリリース・サービス縮小等業界の再編が日々続きますね。


本記事では、現役のフードデリバリーの配達パートナーが東京23区のデリバリー事情について徹底考察していきます。




主にこの記事で次の3点を理解できるでしょう。


▼目次

  1. 東京23区内でのデリバリーユーザーが多いエリアの特徴

  2. 東京23区で港区でデリバリーが人気の秘密

  3. フードデリバリー・デリバリーでも人気なのはあのチェーン店



1. 東京23区内でのデリバリーユーザーが多いエリアの特徴


東京23区でどのエリアの利用数が多いのでしょうか?

東京23区内でデリバリーをよく利用しているエリアは以下のような特徴があります。

  1. 平均所得が多い地区

  2. 利用金額が多いエリアは居住人口は少ない


①平均所得が多い地区

大手クレジットカード会社の消費動向調査でコロナ禍で利用率が急増したサービスの1つがフードデリバリーサービスと言われています。


フードデリバリーで稼働している配達パートナーであれば、頻繁に高級マンションに出入りする機会も多いでしょう。


実は、東京23区でデリバリーの利用金額が高いエリアが公開されています。


出典:「港区のセゾンカード会員はフードデリバリーに月12万円 クレディセゾン調査」

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/02/news110.html#l_ts0153_uc03.jpg&_ga=2.65327143.88714907.1648640342-911215483.1648640334


上記画像を参照すると、利用金額が多いエリアは以下のようになっています。

  1. 港区

  2. 千代田区

  3. 渋谷区

  4. 新宿区

  5. 中央区

  6. 目黒区


さらに、このエリアは1人あたりの平均区民税が多いエリアでもあります。

東京23区で一人あたりの住民税が多いエリアをまとめてみたところ、表のようになっています。


【順位】


https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/05gyousei/04kusichousonzei.html

「東京都区市町村の税情報について令和元年度」


つまり、東京23区のエリアでデリバリーサービスの利用が多いエリアは平均所得も高いエリアだとわかるでしょう。


②利用金額が多いエリアは人口が少ない

次のポイントが1人当たりの平均区民税が多いエリアの居住人口は23区の中では比較的少ないエリアであることです。


出典:https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/juukiy/2020/jy20q10701.htm

「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」



利用金額が多いエリアの20〜40代の総人口数を表にまとめてみたところ表のようになりました。

利用者の多いエリアはだいたい20〜40代の人口数が少ないエリアだとわかるでしょう。

言い換えると、東京23区内でもフードデリバリーは一部の利用者が集中的に利用していて、ヘビーユーザー以外は雨の日・外出しづらい日など利用頻度が限られているかもしれません。


では、23区内で一番人気の港区の利用者の状況をより深く考察していきましょう。


2. 東京23区の中で港区がデリバリーの利用者が多い理由


先ほどお伝えしたように港区は居住人口が少ないですが、所得金額が多いエリアです。

港区の傾向を分析すると、デリバリーの東京23区内の現在も見えてくるのではないでしょうか?


港区をより細かく分析していきます。

2020年 東京都港区「フードデリバリーサービス」月間平均利用金額、回数」より作成

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/02/news110.html#l_ts0153_uc03.jpg&_ga=2.65327143.88714907.1648640342-911215483.1648640334


上の表は2020年の港区の利用者のフードデリバリーサービスの平均利用金額です。


1ヶ月辺り平均50回と非常に注文数も多いことがわかりますよね。


港区の居住人口数は東京23区内の中では17位と人口数は他のエリアと比べて少ないです。


以上から港区はフードデリバリーサービスのヘビーユーザーが集中しているエリアと考えられます。


さらに、先ほど紹介しているフードデリバリーサービスの利用金額が多い3エリア港区・千代田区・中央区・新宿区はオフィス街として栄えてきています。


そのため、日中と夜間の人口数に4~5倍以上の差があるといわれています。


以上から港区は特に日中も利用者が多い傾向にあるでしょう。



3. 東京でフードデリバリー・デリバリーでも人気なのはあのチェーン店


最後に、フードデリバリーの利用者でどんな料理が人気かを紹介していきます。


2021年2月に東京都・大阪府在住者を対象に大手外食チェーンの利用動向調査の結果が公開されています。

この調査結果では外食・テイクアウト・デリバリーの3つの利用動向を調査したところ、以下のような結果が出ています。

出典:

https://service.supcolo.jp//fast-food-industry/#utm_source=CORP&utm_medium=CORP&utm_campaign=CORP&utm_term=CORP&utm_content=CORP

「「コロナ禍における大手外食チェーン利用率の調査」を公開しました。最も選ばれた大手チェーン店は?」より筆者作成


このデータをもとにすると、テイクアウト・デリバリーで人気の外食チェーンはマクドナルド・ケンタッキー・フライド・チキンこの2ブランドが人気であるとわかるでしょう。


上の表からも明らかですが、デリバリーの場合、持ち運びやすいジャンルの商品の方が人気であるといえます。


東京都港区に絞って説明すると、やはり人気の飲食店は以下のようになります。

  1. マクドナルド(ハンバーガー)

  2. モスバーガー(ハンバーガー)

  3. カレーハウス CoCo壱番屋(カレー)

  4. ケンタッキーフライドチキン(フライドチキン)

  5. スターバックスコーヒー(デザート・コーヒー系)


4. まとめ


今回東京23区のデリバリー事情について3点解説してきました。

  1. 東京23区内で平均所得が多い人ほどデリバリーの利用頻度も多い

  2. 港区では昼間の人口数も多く、オフィス街のためヘビーユーザーも比較的多い

  3. マクドナルドはデリバリーでも人気


基本的に今回解説したデリバリーの傾向は他のエリアでも共通していると考えていいでしょう。


今後の参考にしてみてはいかがでしょうか?