国内企業のみならず、海外からも様々なフードデリバリーサービスが日本に上陸し、デリバリーの選択肢も日に日に増えていく今日です。
そんな中、中国から新たなフードデリバリーサービスDiDiFood(ディディフード)が来日し、また注目を集めています。
そこで今回は、DiDiFood(ディディフード)の特徴やメリットなどを、他社サービスと比較しながらご説明していきます。
目次
1:DiDiFood(ディディフード)とは?
2:飲食店(レストランパートナー)がやること
3:Uber Eats(ウーバーイーツ)との比較
4:まとめ
1:DiDiFood(ディディフード)とは?
DiDiFood(ディディフード)とは、2009年中国にて設立されたフードデリバリーサービスです。
日本では、ソフトバンクからの出資を受け2017年に「DiDiモビリティジャパン」が設立されました。
DiDi Foodの母体である「DiDi」は一般人が「自分の空き時間」と「自家用車」を使って他人を運ぶという、今までのタクシー配車サービスを覆すような革新的な仕組みを構築し、設立間もないころから中国で注目を浴びていました。
現在では世界最大のタクシー配車プラットフォームとして全世界で5億5千万人のユーザーに利用されています。
日本では先行してUber Eats(ウーバーイーツ)などがフードデリバリーサービスの先駆けとして広まっていますが、DiDi Food(ディディフード)はどのような仕組みと特徴を持っているのでしょうか。
2:飲食店(レストランパートナー)の仕事
レストランパートナーのお仕事は、「料理の注文を受けて」、「料理を作り」、「配達員に渡す」までです。
以下の手順が主な流れになっています。
①注文受付
無償貸与の専用タブレットにて受注確認を行います。
②料理の調理・準備
使い捨て容器にて配送時にこぼれないように準備します。
③配達員に渡す
自転車やバイクなどで料理を取りに来たスタッフに渡します。
④売上が入金される
その週に売り上げた金額は「週次」で振り込みされます。
3:Uber Eats(ウーバーイーツ)との比較
Uber Eats(ウーバーイーツ)は日本に先行した分、エリアは圧倒的に拡大しています。
そのため、他の注文者が頼んだ商品との同時配達で配送料を0円にすることができるというサービスも展開されています。
それに対し、DiDiFood(ディディフード)では、1,000円以上の注文で配送料が無料になるというサービスをは展開しています。
このように購買意欲を刺激する独自のサービス、キャンペーンも展開されています。
4:まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)で浸透したデリバリーサービス。
中国発のDiDiFood(ディディフード)も今後大きく飛躍することは間違いないでしょう。
飲食店側も、今のうちに様々なデリバリーサービスに対応する準備を整えたほうがいいかもしれません。