
この記事のテーマは、「フランチャイズとゴーストレストラン」です。
まず、フランチャイズとはなにか、またゴーストレストランとは何なのかご紹介します。
そして、フランチャイズとゴーストレストランを組み合わせて飲食店を開業することの魅力についてお伝えします。
▼目次
1.フランチャイズで開業するにはいくら必要か
2.フランチャイズで開業することのメリット・デメリット
3. 2021年に儲かるおすすめのゴーストレストラン
4. フランチャイズで開業するならゴーストレストラン!
1.フランチャイズで開業するにはいくら必要か
結論としては、フランチャイズでの開業資金は数百万円台になることが一般的です。
具体的には、小規模な店舗であれば100万円以下、一般的な飲食店の規模であれ200万~300万円ほどです。
一般的な飲食店(フランチャイズでない)の場合、最低数百万〜最大2000万円程度かかると言われています。そのため、フランチャイズの場合、ある程度開業にかかる費用を抑えることができることがわかります。
また、フランチャイズでは自己資金が少なくても開業できる可能性が高まるということも頭に入れておきましょう。
前提として、飲食店開業の資金は自己資金がメインとなりますが、もちろん銀行の融資を活用するという手もあります。
フランチャイズの場合、個人でイチから開業する場合と比べ銀行の融資が通りやすいです。
同じ開業費用でも、銀行の融資を活用できれば、当然自己資金は少なくて済みます。
フランチャイズで融資が通りやすい理由については後述しますが、いずれにしても、自己資金はどれくらい必要かという観点は常に持つ必要があるでしょう。
2.フランチャイズで開業することのメリット・デメリット
フランチャイズでの開業は1でお伝えした通り、初期費用を比較的抑えられるのはメリットでしょう。では、それ以外のメリットはあるのでしょうか。またそれとは反対にどんなデメリットがあるのでしょうか。
まずメリットですが、フランチャイズ本部のブランド力と経営ノウハウを得ることができるということが挙げられます。
ブランド力についてですが、多くの有名な飲食店のブランドはフランチャイズで展開を行っていることは皆さんご存知だと思います。
フランチャイズのブランドが全て有名とは限りませんが、有名ブランドも数多くありますし、少なくとも個人がイチから始めるよりはブランド力があるでしょう。フランチャイズの場合、有名チェーンのブランド力を利用できるようなイメージになります。
個人の場合、ブランドや評価を確立することは非常に難しいでしょうから、すぐにブランド力を得られることは大きなメリットなのです。
さらに、フランチャイズの経営ノウハウの提供についてはどうでしょうか。
飲食業未経験でもオーナーとして飲食店経営ができるような研修やサポートがついている場合もあります。
具体的には、収益の管理や料理提供のオペレーションなどを本部の研修や他店舗での実習という形で指導を受けることができます。
さらに食材を仕入れる、もしくはメニューの開発などフランチャイズ側で行う場合も多いです。
1にて、フランチャイズでの開業の場合、銀行の融資が通りやすいとお伝えしました。これはフランチャイズで経営ノウハウやブランド面でのメリットがあり、銀行としても融資するメリットを見出しやすいためです。
デメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
①フランチャイズ本部と折り合いをつける必要があること
②本部に依存するようなマインドになってしまう可能性があること
③ロイヤリティの存在
①については、例えばメニューの価格帯やジャンル・店の内装などはオーナーだからといって自由にできるわけではないということです。やはりフランチャイズチェーンのコンセプトにあったものである必要があります。
しかし、オーナーとして経営するにあたり、柔軟に飲食店といての方針決めをしたいという場合もあるかもしれません。
②のように逆に本部に依存してしまうかの可能性もあります。
フランチャイズであっても飲食店を経営するオーナーであることは変わりありません。売上を伸ばしていくために試行錯誤し、時には自ら動いてく必要もあるでしょう。
本部に依存してしまうと、飲食店の経営のための取り組みがそもそもできなないマインドになってしまう可能性があります。
③は、ロイヤリティについてです。フランチャイズでは本部から様々なサポートを受けられるかわりに、ロイヤルティを支払う必要があります。これは毎月一定額であったり、もしくは一定の割合で支払うことになります。
当然のことながら、ロイヤルティの支払いはオーナーにとって大きな負担になるでしょう。
3. 2021年に儲かるおすすめのゴーストレストラン
この記事ではフランチャイズでゴーストラストランを開業することをおすすめしています。
まずゴーストレストランとは何なのかご説明します。
ゴーストレストランとは客席を持たない飲食店のことです。
客席を持たないので初期費用や維持費用が抑えられるというのが最大のメリットです。具体的には、客席を持たないということは単純にその分の賃料や内装費がかかりません。さらに、キッチンをシェアするだけで開業できます。キッチンのcシェアは当然イチからキッチンを整えるよりはるかに低コストです。
つまりゴーストレストランもフランチャイズと同様に、飲食店を経営するためのハードルが低いということがいえます。
次になぜ今、2021年におすすめなのかというと、コロナ禍に対応できる飲食店の形だからです。
ゴーストレストランの場合、オンラインデリバリーでお客さんの自宅などに料理を届ける形が主流になります。現在のようなコロナ禍でも比較的影響を受けにくい飲食店の形です。
フランチャイズとゴーストレストランの組み合わせている例として、株式会社バーチャルレストランという企業があります。
具体的には以下のようなブランドでフランチャイズ展開しています。
・Hawaiiな気分
・サラダチキン研究所
・生タピオカ専門店 OWL TEA
・油そば天増
・Bob's Chicken Rice
4. フランチャイズで開業するならゴーストレストラン!
コロナ禍で特に飲食店は先行きが不透明であるのは事実です。
しかし、フランチャイズとゴーストレストランを組み合わせることで低リスクで開業できます。
もちろん、低リスクなだけではなく、ゴーストレストランやそれに関わるサービスは近年非常に注目されています。UberEatsなどのオンラインデリバリープラットフォームが話題となっているのは言うまでもないでしょう。
さらに、ゴーストレストランにキッチンを貸し出す「クラウドキッチン」というサービスの多数誕生しています。
このことからも分かる通り、今まさにフランチャイズでゴーストレストランを開業するチャンスなのです。